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■確定申告をしないと損をする副収入一般のサラリーマンは、毎月の給料だけでは厳しいからといって、週末起業やアフターファイブのアルバイトをする人が増えています。 不況の影響で、会社によっては副業を認める企業もあるほどです。 ただし、サラリーマンとしての収入だと、税金が給料から天引きされるので、個人的な手続きは必要ありませんが、副収入に関してはちょっと注意が必要ですよ。 アルバイトなどで稼いだお金が年間で20万円を超えると税金がかかってくるため、確定申告をしなければならないのです。これを忘れますと、税務署から申告漏れの通知が送られてきて、本来の金額よりも多く徴収されてしまうことです。 確かに「黙っていればバレないのでは」と思うかもしれませんが、50万円を超えた収入は、支払先の会社からも税務署に書類が提出されていますので、ここは正直に申告したほうが良いでしょう。 ただし、副収入が20万円を超えても、税金が免除されることもあります。 確定申告の際には、収入だけでなく、それにかかった経費を記載します。交通費や交際費などの経費を差し引いて、20万円に達しない場合には、課税対象にはなりません。 だから、自分その仕事をしたときに、何にどれぐらいの支出があったかはきちんとメモをしておいたほうが良いでしょう。 ちなみに、経費を差し引いて20万円にならないからといっても、確定申告をしないと申告漏れになってしまいますので気をつけてください。 また、定期的なアルバイトではなく、「原稿を書いた」「ネットショップを開業した」など、偶然に大きな臨時収入があったケースでは、「一時所得」とみなされて税金が軽くなることも覚えておきましょう。
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