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■サラリーマンでも節税方法はいろいろあるサラリーマンの方なら、給料から天引きされている税金が、いかに多いかということを源泉徴収票をもらったり、年末調整の時期になると、「こんなに引かれているのか」と思ったことはないですか。 サラリーマンなら、ここはだまって見ていないで、節税して取り戻すことを考えてみましょう。 そのためには、税金の基本的な知識を身につけておくことが大切です。 たとえば、私たちが身近に接している税法は、「所得税法」です。毎月のお給料の中から、「源泉徴収税」として差し引かれている金額は、法律によってその算出方法が決まっています。どのように計算されているのかを知らずに税金を払っている方も多いとは思いますが、それでは節税はできません。 まず、自分の税金がどのような計算過程によって決められ、どのように税金が納められているかを理解しましょう。そのうえで、今、支払っている税金から、どうしたら税額を小さくできるかを考え、実行していくことではじめて、節税は可能となります。 たとえば、田舎に年金暮らしのご両親がいて、定期的に仕送りをしている場合。 そのご両親の年金額が一人約158万円以下(65歳以上の場合)であれば、あなたの扶養に入れることができるかもしれません。 扶養控除は、この場合必ずしも「同居」が要件ではなく、生計を共にしていればいいのです。 また、共働き夫婦で、奥様が産休に入るときに、たまたま所得が配偶者控除の範囲内に収まるような場合。 このケースでも、「配偶者控除」または「配偶者特別控除」の対象となる可能性があります。 さらには、病院代や薬代が「医療費控除」の対象になることは知られていても、通院にかかった交通費や市販の風邪薬なども対象となることはあまり知られていません。 これらひとつひとつの控除の金額は小さくても、申告をすれば確実に支払う税金を少なくすることができます。 節税対策に画期的な方法はなく、あくまで地道に税金について勉強し、それを実践していくことしか方法はありません。
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