■頭に浮かんだ「いいアイディア」は微塵も疑うな

誰でも、人生で初めて旅行をするようなときは、これから行こうとする目的地など見たことがないはずです。

たとえば、大阪から札幌に初めて旅行をするとき、雑誌などでは見ているかもしれませんが実際の札幌の街の風景などは見たことがないはずです。でも大阪から札幌行きの飛行機に乗れば、何の心配もなく安心して無事目的地に着けるでしょう。

お金持ちへの道筋も同じで、楽しく、しかも確実にたどり着くためには、「うまくいかないんじゃないか」などという疑いや不安は、少しも持たないことです。

旅行と同じように、「お金持ちになるという」という目的地をしっかり心に定めていれば、迷うことなく、突き進むといいのです。そうすれば、目的地のほうがあなたに擦り寄ってきて、「ここが目的地ですよ」とそっと囁いてくれるのです。

お金持ちになるためには、お金持ちになったイメージをしっかりと抱き、一切の邪念を追い払いことがコです。

ビジネスでも同じでしょう。

「そのプロジェクト、いいアイディアなんだけど、予算が足りないし、うまく行くかな」

「その方面への出店は、競合他社がひしめいており、なかなか軌道に乗せるのは難しいのではないか」

などと口癖のように言う人がいますが、こういう人は、どんないいアイディアでも否定することしかできないため、お金持ちからは、最も遠いところにいると思っていいでしょう。

「もちろんお金持ちにはなりたい気持ちは持っているけれど、もう年だし、お金を稼ぐだけの資金もないよ」などと言っているダメです。まずは、前向きに出発しなければ、どこにもたどり着けないのです。

このように、自分からネガティブなほう、ダメなほうを見るのはやめましょう。否定的なことだけ考えているようでは、思考も行動もそれに染まってしまうからです。

この世の中には、「人は、いつも考えていることが実現力を持つ」という法則がありますが、何ごともそうで、人間は暗いほう、暗い要素ばかり見ていると、歩む道もそっちへ曲がっていって、結局は暗い道をすすむことになってしまいます。

私たちが暗いトンネルの中に入ったら、何を目指すかというと、遥か彼方に見えるかすかな一点の光ではないでしょうか。どんなに長いトンネルでも、その光を道しるべに迷うことなく突き進んでいけば、必ず太陽が燦燦と輝いている世界へ出られるはずです。

その光こそが、お金持ちになるための光であり、導いてくれているのです。

なぜかお金が集まる人の思考法

お金持ちの思考回路

★頭の中は商売とお金のことで埋め尽くされている ★頭に浮かんだ「いいアイディア」は微塵も疑うな ★お金持ちは「すべての責任は自分にある」と考える ★お金持ちは「・・さえあれば」という逃げ道を作らない ★お金持ちは、いつも青春の中にいる ★天職に打ち込むことがお金持ちへの近道 ★お金持ちは遊び感覚で仕事をしている ★金持ちはワンマンで人の意見は聞かない ★興味がないものには手を出すな ★お金は、信用のある人に集まってくる ★汗水垂らして稼いだ１万円も、拾った１万円も同じ価値だ ★常に不満を抱えている者には、お金は寄りつかない ★して良い借金と、してはいけない借金がある ★お金に執着せず、その使い方に執着せよ