|
■頭の中は商売とお金のことで埋め尽くされているお金持ちの頭の中には、何が入っているのかと言えば、それはお金に関することばかりであり、お金儲けとか、お金の活用の仕方などで頭の中が渦巻いているのです。 プロ野球のイチロー選手のことを考えたら分かるように、練習中だろうが、休日だろうが、悪ことなく、勝負に勝つことだけを考えています。 プロ棋士だって、ご飯を食べているときも、トイレに入っているときでも、頭の中は盤面でいっぱいになり、次の戦いの戦略を四六時中練っているのです。 だから、プロたり得ているのです。 「お金持ち」だって、お金を儲けたり、貯めたりする一種のプロですから、お金の活用に関することで頭はいっぱいなのです。 ですから、あなたもお金持ちになりたいのなら、お金儲けに関するワード、すなわち、「勝利」「競争力」「成功」「目標達成」「遂行力」「幸福」「満足感」「人生の達成感」などで頭の中をいつも満たしておくのがコツです。 私たちの行動とか、それに基づく結果は、自分がいつも考えている方向に引っ張られていくという、物理学でいうところの「慣性の法則」が働くのです。 お金持ちになるという信念をもち、それに基づいた行動をしていると、自分が寝ている間にも、お金持ちになるための精神波動が働き、お金持ちになるための条件が整ってきているのです。 たとえ、今、お金がなくても、すでにお金持ちになったという前提に立って、立ち居振る舞いをすることです。周囲の人が見ても、「あの人はお金持ちなかだなあ」と思われるようなオーラを出すことです。 一方、お金持ちの思考と対極にあるのが、ネガティブな心であり、とくに嫉妬心はもっともお金持ちから遠ざかる心理です。 たとえば、高級外車があなたの目の前に止まったときに、「どうせこいつらは、悪いことをして金を稼いだのだろう」とか「金持ちと父さんのスネをかじって買ってもらったのだろう」などと考えているようでは、ダメなのです。 それよりも「いいなあ、今はカローラぐらいにしか乗れないが、そのうちレクサスに乗って見返してやるぐらいの身分になってやる」とイメージを膨らませることです。 その考えのほうがよほど健全なのです。 贅沢をしている人を見たら、嫉妬を抱いて「あいつらを引きずり下ろしたい」などと考えてはダメ。素直に憧れて「オレも同じように成功してやる」「偉くなってやる」というポジティブ・ワードを思い浮かべましょう。 これが「お金持ち思考」であり、お金持ちへの原動力になるのです。 |
||
Copyright(c)2014 お金の貯め方・使い方・増やし方と税金対策 all rights reserved. |