■財布の中を見れば、お金の管理能力が分かる

あなたは、自分の財布のなかを覗いたことがありますか。

★財布のなかはどうなっていますか

レシートが無造作に突っ込まれていませんか。小銭で財布が膨らんでいませんか。カード類は何枚ありますか。

お金が貯まらない人は、財布のなかの整理整頓ができでおらず雑然としており、たいていレシートやカード、免許証、保険証、小銭、クーポン券、そのほかあれやこれやでパンパンに膨らんでいるものです。


★レシートの扱い方について

財布のなかがきれいに整理できている人は、当然、お金の管理がうまくできていることに結びつきます。いつもらったか分からないようなレシートがたまっていたら、それは出費管理ができていない証拠です。かといって、レシートをためないように、「レシートはいりません」と断ってはいけません。

レシートは必ずもらうようにして、自分が何に使ったかを把握したらすぐに捨てる、この習慣をつけましょう。


★カードはいちばんよく使うものだけを持ち歩こう

カードは、たくさん持つとポイントが分散し、効率よく貯めることができません。クレジットカードは1枚に厳選し、お店でもらうポイントカードは、よく行くお店のものだけを財布に入れ、そのほかは家で保管します。

めったに行かないお店のものを持っていても、もともとポイントなど貯まるわけはありません。店員にすすめられるままに、なんでもカードを作ればいいというものではありません。
必要でないカードは創らないようにしましょう。


★小銭がたまったら、取り出して別のものに入れておきましょう

小銭がジャラジャラしていのも、あまりよくありません。小銭は、自分がいくら持っているか把握しにくく、またお札で払うよりも小銭で払ったときのほうが、お金を使った感覚をあまり感じないからです。
いまある小銭はすべて貯金箱に入れてしまいましょう。


★財布へのお金の補充は週1回にしよう

財布にお金を補充するときは、金額とサイクルを決めておくといいでしょう。お金がなくなったら、そのつど、補充してしまうと、金銭感覚が身につかず、ズルズルとお金を使ってしまう習慣がついてしまいます。

できれば、補充する日を決めておくと、自分が今週いくらまで使えるかということが分かりますので、自然とお金を使うペースがわかってくるでしょう。