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■節約にも、効果的なものと、そうでないものとがある節約法を紹介した本は、書店でいやというほど積まれており、内容も電気、ガス、水道に関するものがほとんどではないでしょうか。 ですが、実際に実践してみると、たいして効果もないのに、ストレスだけがたまるものもけっこうあります。 ★ストレスがたまるわりには節約効果が薄いものがある たとえば、トイレは2回に1回だけ流すとか、エアコンは使わず、扇風機にする。 たしかに、節約の効果はあるでしょうが、ふつうのサラリーマンなら、土日以外は仕事をしていますから、家にいる時間はそれほど長くはありません。 そういう状態で、無理に切り詰めて、水道・光熱費をちまちま節約しても、ストレスのほうがたまって仕方がないでしょう。 ★簡単にできる節約実践法 それでも、毎月決まって支払うものですので、できるだけストレスのたまらない節約を実践したいものです。 @待機電力の削減 まず簡単にできるのが、待機電力の削減です。テレビは主電源で切り、エアコンは専用のブレーカーがある場合はブレーカーを落とします。ただし、時計やタイマー機能がついているAV機器は、プラグをコンセントから抜くとリセットされることがありますので要注意。電気機器の電源をプラグごとオフにできる、節約タップを使用すると便利です。意外と見落とされているガス給湯器の給湯パネルも、使わないときはオフにしましょう。 A白熱灯を蛍光灯かLED電球に変える LED電球も発売当初は高額でしたが、現在、値段もだいぶ安くなってきていますので、できればLED電球に替えたほうが、いいかもしれません。 電球の1年や2年で切れる心配もなく、経済的で省エネ効果も高いです。 B冷蔵庫の設定温度を「弱」にする 冷蔵庫は、夏場でも食材を詰め込みすぎなければ、温度を「強」に設定する必要はなく、「弱」で十分です。また、ギューギューに詰め込むと、庫内を冷やすために消費電力が上がり、食材を探すために扉を開けている時間も長くなるので気をつけましょう。 C鍋を火にかけるときは、底の水滴を拭く 鍋ややかんを火にかけるときは、必ず底についた水滴を拭いておきましょう。また、お湯を沸かすときは、熱が逃げないようにふたをしておくことも、節約効果があります。 D洗濯物が少ない場合は、スピードコースに まず気をつけたいのが、なるべく少量で洗濯機をまわさないことです。ただし、詰め込みすぎると、汚れが十分に落ちずにかえって非効率になるので注意しましょう。どうしても少量でまわすときは、スピードコースにしましょう。 |
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