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■「月末になるとなぜかお金がない!」を解決する方法大きな買い物をしたわけでもないし、飲み会が多かったわけでもないし、あるいは慶弔費に使ったわけでもないのに、なぜか、月末になると財布の中がスッカラカンになっていることが案外多いですね。 ここで、「やっぱり給料が少ないせいだ」という結論を出す前に、あなたは、給料を何に使ったのかを明確に把握していますか。おそらく何に使ったのかはよくわからないまま、給料がなくなっていたのではないですか。 お金を貯めようとする場合、何よりも大切なのは、使途不明金は大敵で、まずは、どういうものにお金を使っているのか、そして、それらにどれぐらい支払っているのかという、お金の流れをつかむことが先決です。 そのためには、自分の給料のフローを再チェックしてみよう。 まず、今月分の給料を銀行口座に入金せず、すべて現金で支払ってみるのです。銀行口座からの引き落としやカード決済をしていると、どうしても自分が支払った金額が実感できません。 しかも、口座にはこれまでの残高もいっしょに入っていますので、実際に一月分の給料でどんなやりくりをしているのが分かりにくいです。とくに残高がそこそこあって、その残高が赤字にならなければ、あまり細かく給料の行方をチェックせず、支出はだんだんと無頓着になってくるものです。 それに引換え、目の前から現金が消えていけば、一月分のお金の流れが嫌でもハッキリしてきます。 このとき、家賃や光熱費などの固定費、食費、雑誌代、通信代というように目的別の封筒に分けておくと良いでしょう。 実際にいくら使うかは分からないので、給料分を適当に割り振っても良いでしょう。 最初に封筒に金額を書いておけば、袋の中の残金を確認することで、自分がどのくらい使ったかを知ることができます。 お金の流れを知ることは、家計管理の第一歩だと心得ておきましょう。 |
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