|
■子供の頃に現金を持たされていないと、大人になって破産する★子供にお金で苦労させないためには、子供に現金を持たせよう 子供の時に親から現金を持たされて、その使い方を練習していないと、お金のことについて学べません。 親は、「子供にお金を持たせるさ、ろくなことがない」と思って、子供にお金を持たせようとしません。 子供がもらったお年玉を、親が全部巻き上げたりします。 「ちゃんと郵便局に預けておくよ」と言って、こっそり親が使ったりします。 そんなことでは、子供の金銭感覚は磨けません。 100円なら100円、1000円なら1000円の現金を子供に持たせる。 すると、そのお金を、子供なりのギャンブルをやってすってしまったり、安物買いのゼニ失いをしてしまったりして、子供なりの痛みを経験するのです。 子供にとっての100円の痛みは、大人になっての100万円、1000万円の痛みと同じです。 だから、そこで学ぶのです。 「ああ、お金は怖いものだな。だまされることもあるんだな。欲を出すと、ろくなことがないんだな」ということが、身にしみてわかるのです。 子供の時なら、たった100円のお金で、大切な金銭感覚を学ぶことができるのです。 子供のお金を、もし親が一生管理するというなら、子供に現金を持たせなくていいでしょう。 ですが、やがてその子供にも給料が入って、自分で管理しなくてはいけなくなります。 お金で痛い目にあった経験がないまま大人になると、給料の管理ができなくなってしまうのです。 金銭感覚がない親に限って、子供にお金を持たせません。 「子供にお金を持たせるとムダづかいする」と考えているのです。 「将来、浪費家になると困るから」と考えて、親は子供にお金を持たせません。 ですが、子供の時にムダづかいをしておくことも、実は大事なことなのです。 1ヶ月にもらえるこづかいの額が限られているなら、それを計画的に使っていかないといけない。 衝動買いをしていたら、おこづかいがいくらあっても、すぐになくなる。 たとえ臨時に親戚のおじさんからおこづかいをポンともらっても、使い方を誤れば一瞬でなくなります。 そういうことが、実際にお金を手にすることでわかってきます。 ムダづかいをしているプロセスの中で、「ああ、ムダづかいの仕方もいろいろ考えていかないといけないんだな」と学んでいくわけです。 子供の時のムダづかいは、決してムダではありません。
|
|
|||||||||
Copyright(c)2014 お金の貯め方・使い方・増やし方と税金対策 all rights reserved. |