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■だますのは悪いことではなく、だまされるほうがアホ★お金持ちより、お金で苦労しない人になろう 日本人は、学校の先生も親も、子供に「人をだましてはいけません」と教えます。 これは、非常に特殊な教え方です。 世界中を見渡しても、そんな教え方をしている国はありません。 多くの国々では、常識として、「だまされないようにしなさい」と教えます。 お金に関しては、人をだます人間はどんな世界にもいるのです。 そういう人があらわれたとしても、だまされないで生きていける人間に育てることが、本当の教育です。 何か悪いことをしないように、というだけではなく、悪いことをされないように、ということにも気をつけなければいけないのです。 「自分だけは、人にだまされない」と思っていても、実際に人をだますのに長けた人間に出会ってしまったら、知恵や知識がないかぎり、だまされてしまいます。 その時、だました人間が悪いのはもちろんですが、それ以前に、 「世の中にだます人間はいくらでもいめのだから、だまされた人がアホなのだ」 と考えるのが、関西人の発想です。 そしてそれが、゛世界の常識です。 だまされない方法を身につけなければいけません。 「どうすれば、だまされないか」を知ることが、お金で苦労しないで生きていくための早道です。 お金に関して、一番大事なことは、「お金でくろうしない」ということです。 たくさん儲けるとか、たくさん貯めるというのは、あまり関係ありません。 どんなにお金を儲けている人でも、お金で苦労している人はたくさんいます。 貯金通帳の金額が大きくなればなるほど、もっと増やそうという気持ちに駆られて、常に何かに追われているような気持ちになる人は、お金で苦労している人です。 儲かっている時や貯金通帳の残高が増えていく時ほど、精神的なストレスを抱える人は多いのです。 本当のお金持ちは、お金のことなど考えていません。 モノの値段も知りません。 いつが支払日で、いつまでに返済しなくてはいけないかということは何も考えず、際も持たずに生きているのが、本当のお金持ちです。 財布を持って、その中にお金をもっと詰め込もうとしているのは、精神的には貧しい人です。 「お金持ち」と「リッチ」とでは、言葉の意味がまったく違います。 お金をたくさん持っているというだけでは、リッチにはなれません。 リッチになるには、精神的に豊かであることが大事です。 経済的には貧乏でも、精神的にリッチになることはできます。 そのためには、お金に対する正しい考えを持てばいいのです。
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