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■持ち家と賃貸生活のメリット・デメリットはどうなのまず、持ち家の一番のメリットは、リッチな気分になることと、一生涯、野宿するようなことはなく、雨風をしのげる場所が確保できることです。 しかも、家のローンでも済んでいれば、固定資産税と維持管理費だけで良いというものだ。 一方、賃貸生活は、家賃が払えなくなれば、いやでも出て行かざるを得ないし、これは死ぬまでついて回ってきます。70才も過ぎて賃貸生活では肩身も狭いし、体が弱って家賃も払えなくなったら、木枯らしが吹きすさぶ中でのダンボール生活が待っています。 そのうえ、高齢者になれば、たとえお金を持っていても、貸してくれない賃貸住宅も多いと聞いています。 持ち家のデメリットとしては、家の管理でしょう。 庭付きの家なら、庭木の手入れも年に何回かは必要ですし、新築から10年も経てば、家のあちこちにガタがくるもので、屋根の補修から壁の塗り替え、それに畳の表替えや障子の張り替え、また水回りの腐食でしょう。キッチンから風呂、トイレまで修理せざるを得ません。 最後は、30年以上が経過すれば建て替えのケースも出てきます。 賃貸住宅なら、これらは大家さん持ちです。 次に賃貸住宅のメリットですが、気が向いたらいつでも出て行くことができ、お金があれば、もっと良い条件のところへ住み替えもできます。 それとライフサイクルに合わせて、自分にとって最適な賃貸生活を送ることもできるでしょう。 たとえば、子どもたちが独立したなら、デザイナーズマンションに引っ越して、毎日がドラマのようなしゃれた生活ができ、また、あなたの自由なように我がまま放題もできます。 古くなれば、また引っ越せばすみます。 持ち家なら、かんたんに引っ越すわけにもいかないことと、持ち家の周辺環境も月日が経つにつれて、買った当時とは様変わりで、高速道路ができたり、大きな建物ができたりして、騒音問題なども発生し、住宅環境に適さなくなることだっていくらでもあります。 いずれにしても、どちらもメリットとデメリットがありますので、そのあたりを長期的視野に立って選択されるのが良いでしょう。
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