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■借金しながらの貯金は得かよく、車を買う場合、現金で買えないことはないが、とりあえずカーローンを組んで、少しずつ払っていけばよいと考えている人はいませんか。 このように意外に多いのが、一方で現金なり貯金がありながら、借金をしてしまう人です。 具体的に言えば、ベンツの車をローンで買って、1ヶ月5万円も払っているのに、貯金が500万もあるような人です。即金で買えないことはないが、当座の貯金は残して、急な入り用の時に使いたいと考えている人です。 現実には、貯金の額は別にして、こういうローンを組んでいる人が多いですが、これは間違いであります。 なぜなら、カーローンは金利が3%から4%もかかっており、一方、定期預金は利息がせいぜい0.25%程度ではありませんか。 一生懸命、頑張って貯金しているのに、カーローンのほうが金利が高いということは、受け取る利息よりも支払う利息のほうが多いということですよ。 もう一度整理しますと、貯金があるくせに、ローンを組む人の理由としては、「貯金を崩すのはイヤ」、「急な入り用の時に困る」ということですが、これらは感覚的にできるだけ現金を残したいと考えているだけで、本当にお金を増やすことを考えていない人です。 確かに、すべての持ち金を使うことは抵抗あるでしょうが、車ならだいたい200万円程度ですから、たとえ500万円の中から支払って300万円が残っていれば、それほど心配することはないではないですか。 また、金銭感覚のない人は、「貯金していれば利息がつくじゃないですか」と言いますが、貯金の利息と借金の利息は、どちらが高いかなどということは一目瞭然で、借金の利息は貯金の利息では間に合いませんよ。 そのあたりをもう少し冷静に検討しよう。
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