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■成功者は最悪の事態、失敗者は最善の事態を計算
★お金で苦労しないためには、最悪の事態を予測しておく
商売で成功する人は、始める時に、最悪の事態を想定しています。
月々の売り上げがゼロだった時にどうするかを考えています。
最悪の事態をあらかじめ考えておくと、本当に最悪の事態になった時でも大丈夫です。
失敗する人は、ベストな状態でしか物事を考えません。
自分の理想的なラインでしか想定しないわけです。
「最低でも、月々これぐらいの売り上げはあるだろう」と甘い予測を立てます。
ですが、その売り上げが確保できる根拠は、何もありません。
売り上げがゼロの月もあるかもしれません。
たとえ売り上げがゼロでも、家賃や人件費などの固定費もかかるし、借金も返さなくてはなりません。
最低限、商品を仕入れるだけのお金は必要になります。
成功している人は、「月々の売り上げがゼロだった場合には、これだけの赤字になる。それでも、今、自分の貯金はこれぐらいあるから、何ヶ月間はもつ」という計算が、きちんとできているのです。
ところが、商売がもっともベストな時を基準にお金の計算をしてしまうと、あっという間にパンクしてしまいます。
ベストの時は、何をどうやっても大丈夫です。
商売は、「最悪の事態をどう乗り切っていくか」という算段をしておくほうが大事なのです。
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