|
■商品やサービスを選ぶ時、コストを優先、それとも品質を最優先?★ 予算を決めて選ぶタイプは「お金のたまらない人」 あなたが、休暇で温泉旅行に行くと仮定します。泊まる旅館を選ぶ場合に、あなたは「まず予算を決めて、その範囲内で選択する」タイプですか。 それとも、「設備や食事、サービスといったクオリティ面で納得できるスポットを探してから、予算との折り合いを検討する」タイプでしょうか。 両者を比較した場合、前者よりも後者のほうが、よりお金が貯まるタイプだといえます。 ★ お金だけを判断基準にすると、本質を見失ってしまう 購入したい商品やサービスを比較検討する場合、料金の安さを重視する人のほうが、お金に対してシビアなのでお金が貯まると思った人もいるかもしれません。もちろん、遊びでもビジネスでもコストが重要な要素なのは間違いありません。 でもコストを判断基準にするのがクセになってしまうと、ものごとの本質を見失うことにもなりかねません。 たとえば、1泊5000円の激安旅館でも、「料理の味は最低、部屋はボロボロ、従業員も無愛想・・」だったら、いくら安くても旅行の楽しみは台無しです。むしろ、料金は高くても、費用に見合った高い品質の宿なら納得できます。あるいは、通常で1泊2万円の宿が、特別キャンペーンで品質据え置きの1万5千円だったとしたら、泊まる価値はありそうです。 しかし、これまで1泊1万円だったのに、客足が落ちてやむなく1万5千円に値上げしたという宿でも、払うお金はまったく同じです。内容を吟味せずに単純に料金だけを比較するのでは意味がないでしょう。 ★ 値段は後回しで、自分にメリットがあるかを優先する お金持ちになれる人は、お金を使う場合には「自分が求める品質かどうか」を必ず考慮します。単純に「安いほうがいい」、とか「この予算内で決める」ということはまずしません。 目先の損得勘定は後回しで、「自分にメリットがあるかどうか」という冷静な判断力を持っているのです。「この商品は素晴らしい、私の生活に大きなメリットをもたらしてくれる」と判断してから、コストが妥当かどうかを検討します。 そんな人であれば、多少金額が高かったとしても、本当に自分にメリットがあると判断できれば、そのお金を捻出する方法を考えるでしょう。「とてもいいものだけど、自分には贅沢だな」と、お金がないことを理由に諦めてしまうことがクセになると、いつしか貯める意欲まで失ってしまいがちになります。 【お金が貯まるアドバイス】 ★安いほうがいいという考えは短絡的過ぎます。 ★値段や料金にとらわれずに、本質を見抜きましょう。 |
|
|||
Copyright(c)2014 お金の貯め方・使い方・増やし方と税金対策 all rights reserved. |