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■手持ちがなくても、中途解約するなある程度、緊急の出費が入用になっても、それなりの手立ては考えているものですが、それでも急に冠婚葬祭の費用が重なるなどして、当面の資金の調達に困ることがありますね。 どの家庭でも、それほど生活費に余裕があるとは思えませんが、月末に生活費が不足するような場合には、有利にお金を借りましょう。 急にお金が必要になってしまったら、定期預金や保険を中途解約してしまう人もいるようですが、これはもったいないです。 中途解約は最初の契約の条件にもよりますが、たいがいは損と相場が決まっています。 まず解約する前に、預けている定期預金などから自動融資が受けられないかを調べてみましょう。 自動融資とは銀行やゆうちょ銀行の総合口座に定期預金を預けている場合に、普通預金や通常貯金の口座からお金が借りられる制度です。 ゆうちょ銀行で自動融資を利用するためには、総合口座を作ります。 ベースは通常貯金で、会社によっては給与受け取り口座にすることもできますから、公共料金の引き落としやクレジットカードの決済など、日常生活のお財布代わりとしても使いこなせます。 ゆうちょ銀行の自動融資は総合口座に定期預金か定額貯金をセットしておけば、通常貯金の残高がゼロになっても、ATМでの引き出しや公共料金の自動引き落とし、デビッドカードの支払いなどに、定期や定額貯金残高の90%(最高300万円)まで利用することができます。 しかも、担保になる定期や定額貯金が複数ある場合、自動的に期間が長いもの、貸付金利の低いものから適用してくれます。 さらに、返済もかんたんでATМや窓口で通常貯金に入金するだけで、自動的に赤字分が返済されます。まさになんでもオートマティックにできる自動融資というわけです。 銀行の自動融資も、しくみはゆうちょ銀行とほぼ同じです。 総合口座を開設し、普通貯金と定期預金をセットにすれば、あとは定期預金残高の90%(最高200万円)まで自動的に融資を受けることができます。 銀行によっては、積立定期預金や国債なども自動融資の対象になります。 とくにここ数年、銀行ごとの独自のサービスはめざましくバージョンアップしています。 ※デビットカード(英: Debit Card)は、商品購入時に銀行などの預金口座から即時(あるいは数日後までに)引き落として支払うクレジットカードに似たカードのこと。debit とは簿記用語で「借方」の意。 【預貯金からの自動融資は金利が低い】 ゆうちょ銀行
銀行など
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