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■有利な住宅ローンの組み方で人生が変わる現在、さまざまな金融機関でそれぞれの目的に合わせたローンが借りられます。 まず、もっとも多くの家庭で利用されているのが住宅ローンではないでしょうか。 マイホームを新築したり購入したりするときには、資金計画を立てますが、このときのローンの借り方とか返し方が、ひとつのポイントになります。 基本的に住宅ローンは大きくその種類を分けると公的融資と民間融資の2種類あり、これらいずれかのローンで事足りる場合もあれば、複数のローンの組み合わせが必要な場合もあるでしょう。 かつては公的ローンの代表格であったのが住宅金融公庫でしたが、2007年よりそれに代わる機関として誕生したのが住宅金融支援機構で、現在、民間金融機関と連携して「フラット35」を取り扱い中です。 この「フラット35」は、「最長35年で金利が変わらず低金利で安心できる住宅ローン」をキャッチフレーズにしていますので、まずは、マイホーム購入の際には最初に検討してみると良いでしょう。 公的ローンはほかに、財形貯蓄をしている会社員などが利用できる財形住宅融資や、年金住宅融資や財形住宅融資、各自治体が行う自治体融資といった種類があるようですが、不動産仲介担当者などは、手続きが煩雑になること、融資実行まで非常に時間がかかることなどが理由で、公庫以外の公的融資はあまり使わないようですね。 民間ローンは、種類も豊富でさまざまな特色をアピールしており、そのほか、労働金庫やJA、住宅販売会社と提携する生命保険会社のローンもあり、公的ローンと組み合わせたり、単独で利用することも可能です。 また、民間ローンの場合、不動産仲介担当者にとっては銀行窓口の担当者と直接やり取りできるため、スムーズに対応しやすいというメリットもあります。 それと忘れてならないのが、公的融資と民間融資のどちらに分類したらよいのか微妙なものとして、勤務先から住宅取得時の資金を借り入れる社内融資というものがあり、住宅ローンのように審査をすることなく確実に借り入れることができますよ。 いずれにしましても、通常、住宅ローンは20年、30年と長期にわたるため、できるだけ低金利で信頼できる借入先を選ぶことが大切です。 そういう意味から、かつては公庫融資を優先的に利用することが多かったのですが、公庫融資が廃止されるのを受けて、民間ローンの種類はますます増え、競争が激化しており、銀行でも30年、35年という長期間の固定金利型ローンも出てきています。
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