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■発想を転換するためにも右脳を鍛えよう人間の脳は、右脳と左脳に別れ、それぞれ司る機能が違っているようです。 右脳は直観力や感性、創造性を、左脳は論理力や言語を司っています。 ビジネスの世界では20世紀は左脳の時代、21世紀は右脳の時代だといわれています。 最近は、とにかく右脳のハタラキが重要視され、右脳を鍛えるためのトレーニング方法がたくさん開発されています。 数学や法律は苦手だったけど、絵を感覚的に描いたり、音楽を聴いたり、花や鳥を鑑賞したりするのが得意という、あなたの時代がやってきているのです。 これまでは確かに、計算が速いとか、パソコンが得意であるとか、あるいは中国語と英語がしゃべれるというようなタイプの人が、トップ企業などでは厚遇されてきました。 これらの能力は、経済界では珍重されてきましたが、コンピュータ技術の進歩のおかげで、論理的な仕事について、新しく開発されたソフトウェアや機械、ロボットなどに置き換わってきています。 それに反し、どんなに技術が進歩しても、花を鑑賞したり、音楽を聴いて感動したり、あるいは新しい発明や発見のようにイマジネーションを必要とする分野は人間にしかできないのです。 クリエイティブな製品やデザイン、アイディアを発見できるのは、感性豊かな人間だけなのです。 そういう感受性豊かな人間になるためには、机に座って仕事だけするような人間ではダメで、少しでも仕事を離れ、その余った時間で、右脳を鍛えるしかないのです。 会社帰りに美術館や映画館に足を運ぶのもいいでしょう。休日もスポーツだけでなく、クラシックやオペラを楽しんだり、日本の伝統芸能を堪能したりしている時に、新しい仕事のアイディアが生まれるかもしれません。 人間の頭脳は多面的な能力を持っており、持って生まれた資質だけに左右されるものでなく、後天的な努力でかなり延ばすことができるといわれています。 頭を柔軟にするような努力を続けることです。 たとえば、静かに瞑想するのも良いでしょうし、絵を描いたり、音楽を聴くなど、「塵も積もれば山となる」のです。 ちょっとした努力を続けていけたなら、それはきっと将来のあなたの付加価値を高めることになるでしょう。
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