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■交流範囲の広さが投資の成否を握る投資で稼ごうとすれば、まずは大きな見識を持つことであり、そのためには、あらゆる方面に情報のアンテナを張り巡らせておかなければなりません。 投資を成功させるためには、人との交流と人脈づくりが大切で、どこにどんな素晴らしい情報が潜んでいるか分かりません。 この情報を得る方法で大切なことは、他人に「ありがとう」と素直に言えて、相手の気持ちに配慮できるかどうかです。 「ありがとう」の言葉が大切なことは幼稚園児でも知っており、素直に言えた言葉も、大人になるに連れて、素直に言えなくなるものです。 立場がどうあれ、年齢がどうあれ、感謝の気持ちをもって「ありがとう」を言うことは、人間としての当たり前なのです。 たとえば一流大学出身で一流企業に勤めるような人でも、誕生日の贈り物をもらったのに、相手の誕生日にはお返しをしないという人が結構います。 これは、人間性の問題ではなく、ましてや金銭の問題でもありません。 ほんの少しの相手の気持ちに対する優しい配慮が欠けているのです。 必要なことは、プレゼントをもらったその場で相手の誕生日を聞いて手帳にメモするだけです。もし忙しくてプレゼントを買いにいけないのなら、今は5分もあればインターネットで花を買うことができる時代です。 財布が心もとないなら、バースデーカードを送るだけでいいのです。 これを「生き金」と呼びます。 要は、「ありがとう」を言うべきだと気づくか気づかないか、プレゼントをあげようとする気になるか、ならないかということです。 気にならないのは、結局、相手に冷たいということです。 これには性格や生別や学歴は関係なく、相手に対して優しい気持ちになれるかどうか、それだけなのです。 たいていの人は感謝の気持ちはあっても、相手に伝わらなければ意味がありません。 伝わらなければ、冷たい人だと思われても仕方がないのです。 人間の交際範囲の広さは、たんに人を知っているだけでは何にもならず、どれだけ自分のために、良い情報を与えてくれるかということであり、このためには、ちょっとした相手に対する配慮を持つことで、相手の信用を勝ち取り、それがビジネスで最も重要な情報源になるのです。 つまりビジネスで成功し、富を手に入れた人は、相手に対する優しさと配慮と感謝、それがベースになっているのです。
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