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■なぜドラッグストアの食品はスーパーより安いのか?
医薬品に限らず日用品のほとんどが揃ううえに、ポイントも貯められるから買い物はもっぱらドラッグストアで、という人が増えています。
マツモトキヨシやサンドラッグなどのドラッグストアは、生活に必要なあらゆる商品を置いているだけでなく、スーパーなどと比べて価格も安いとくれば利用しない手はないでしょう。
医薬品だけが安いというなら話もわかりますが、ドラッグストアは食品まで安い。なかでも、カップ麺や飲み物は、100円以下のこともあるぐらいです。基本的に商品を低下で販売しているコンビニエンスストアより安いのはともかく、スーパーで買うより安いことも多いです。
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ドラッグストアが安い原因は
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これは、一体、どういうわけでしょうか。
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商品の大量の仕入れ
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たとえば、業界最大手のマツモトキヨシは、全国に722店舗を構えています。これだけの店舗数があれば、商品を大量に仕入れして原価を下げることができるので、低価格で販売することが可能なのです。
これが理由のひとつです。
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客を呼び込むため目玉商品をつくる
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もうひとつの理由は、価格を下げてでも目玉商品を販売し、客を呼び込むことを目的としているからです。
ドラッグストアなど薄利多売のディスカウントストアは、通路の両サイドに商品をところ狭しと並べ、多くの衝動買いをしてもらって客単価を上げ、利益を出しています。
実際、ドラッグストアの食品売り場は、店の奥にあることが多いです。食品売り場に到達するまでに、あれもこれもとついついカゴに入れてもらうのが店の狙いです。
要するに、「ついで買い」の罠が仕掛けられていますが、安い物は安く買って得するべきです。欲しいものだけ買って賢く利用しましょう。
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