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■航空券を格安で手に入れる取っておきの方法とは?海外旅行好きの人にとって円高は大歓迎でしょう。 近頃は格安航空券の普及で、近い国なら国内旅行よりも安い料金で出かけられるようになっています。ソウル往復で2万円、ロサンゼルスで5万円・・・。思わず眼を疑う人も少なくないはずです。 どうしてこのような価格で航空券を販売できるのでしょうか。 飛行機はあらかじめ座席数が決まっています。そのため、満席で飛ばすことができれば、利益が出ます。言い換えると、できるだけ空席を回避したいのです。どのような方法をとっているのでしょうか。 飛行機には席のグレードがあります。多くの場合、ファーストクラス、ビジネスクラス、エコノミークラスに分かれています。ファーストクラスやビジネスクラスで割引料金が適用されることはあまりないため、座席が売れさえすれば一定の利益を確保できます。
そして、エコノミークラスでは、飛行機を飛ばすための最低限のコストさえまかなえればよいことになります。そこで航空会社は、まず旅行会社に一定数の座席をまとめて販売します。旅行会社はこの席を使って割安なツァー商品を企画します。 さらに余った席が、格安航空券として市中に出回ります。これがもっとも安く買える航空券といえます。
さらに、航空会社は自ら「PEX」と呼ばれる割引航空券を販売しています。これは早く申し込ませたり、キャンセル料を高く設定することで、空席になり、儲けがゼロとなるリスクを回避する代わりに、運賃を安く設定した商品です。 最近では割引率も高くなり、なかには格安航空券に匹敵するほど安いものもありますのでオススメです。 また、近頃は「ローコストキャリア」と呼ばれる格安航空会社が台頭しています。運用コストを徹底的に削り、はじめから全席の通常料金を安く設定しているのです。 以上は海外旅行の場合の話ですが、国内線でもコストをおさえたスカイマークやスカイネットアジア航空といった格安の航空会社が登場していて、既存の航空会社も「早割」や「先得」、「バースデー割引」などの安いチケットを売り出して対抗しています。 また、シニア割引を取り入れている航空会社も多数あります。 |
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