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■働けなくなったときに役立つ「保険」がある
保険というと、生命保険や医療保険、火災保険や自動車保険などが思い浮かびますが、じつは、働けなくなったときの収入をカバーするための保険もあるのをご存知でしょうか。
「就業不能保険」というのがそれです。
働けなくなる理由の多くは病気やケガですが、生命保険や医療保険は病気を治すための費用をまかなうことはできても、働けなくなったことによって得られなくなった収入までは保障してくれません。
はじめのうちは有給休暇を使ってなんとかしのげても、年間に取得できる日数には限りがあります。
また、健康保険から傷害手当金を受け取れることもありますが、期間は最長で1年6ヶ月です。医療保険や生命保険も、入院給付などは日数の上限が設けられていてもそれ以上入院が長引いてしまった場合は保障されません。
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就業不能保険とは
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そこで、就業不能保険の出番というわけです。
ライフネット生命保険では、「働く人への保障」という商品を発売しています。
解約返戻金や配当を除き、働けなくなった場合の収入確保に絞っているため、保険料もリーズナブルです。
医師が就業不能を証明してくれれば、年金の支給が始まる65歳になるまで、加入時にあらかじめ決めた額を受け取ることができます。
たとえば、40歳の男性が、給付金を毎月20万円として加入すると、保険料は月額4786円。50歳で就業不能になり、65歳まで給付を受けたとすると、約144万円の払い込みで、約3600万円を受け取れます。
ただし、うつ病や統合失調症などの精神疾患には適用されていません。できれば無縁でいたいですが、知っておいて損はないでしょう。
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