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■固定資産税を安くするこんな方法もある固定資産税は、個人の場合、主に建物や土地を持っている場合にかかってきます。賃貸の場合は大家が払うことになりますが、夢のマイホームを実現すると、課税されることになるわけです。 課税対象は、毎年1月1日現在で建物や土地を所有している人です。 税額はどのように計算されるかというと、まず土地の場合は、毎年路線価と呼ばれる、地価の目安となる調査に基づきます。 これは接している道路の幅や舗装状態、駅や商業施設からの距離、下水道やガスなどのインフラの条件、土地の用途や建ぺい率・容積率などの条件で決まります。 税額を安くするための方法は残念ながらほとんどないといってもいいでしょう。 一方で、建物、とくに一戸建ての場合には、固定資産税を安くする裏ワザが存在します。
客観的な評価が存在する土地と違って、建物はそれぞれ個別に評価する必要があります。 ちなみに、評価が高ければ高いほど、固定資産税がかかります。これを行うのは市町村長で、役所の担当者が建物を確定することになります。 しかし、専門家ではない役所の公務員が、建物の正確な評価をするのは難しいでしょう。そこで設けられた一応の基準が、同じ建物を更地に建てた場合いくらかかる、です。 ただ、実際には家の図面も見ないことが大半なのです。どうやって判定しているかというと、ずばり「見た目の印象」で決められてしまうのです。 つまり、見た目がゴージャスな建物はそれだけ高く評価されるし、そうでないものはそれなりの評価になります。その差が固定資産税の差になって現れるのです。 では、どうすれば節税できるのでしょうか。 家そのものを貧弱に建てるわけにしいきません。そこで、あとから付け足すことのできる外装材や、設備などのオプションを後回しにして、鑑定を受けたあとで「手直し」するのです。 建物に対する固定資産税は、新築のときにどう評価されるかが非常に重要です。 建物は長く使えば使うほど価値が低下するわけですが、とにかく最初に高い評価を受けてしまうと、固定資産税も高くなってしまうのです。 |
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