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■免税店のカラクリ、どこの国が一番安い?海外旅行の大きな楽しみのひとつはショッピング、という女性は多いはずです。なかでも化粧品、香水、貴金属、宝石、時計、高級ブランドものなどが割安な価格で購入できる免税店の人気は、今も昔も変わりません。 なにしろ旅行者は、関税や物品税などが免除されるのですから、国内で輸入品を買う場合と比べてずいぶん得することができます。買い物を主な目的としたパッケージ・ツァーも販売され、人気を呼んでいるくらいです。 ところで、世界各国に存在する免税店ですが、同じ商品でも販売価格は国によって違うことをご存知でしょうか。
旅慣れた人にとっては、じつは当たり前の話なのです。 理由は 簡単です。 税が免除されているのはどの免税店でも同じですが、世界中で販売されている有名ブランドの商品は、当然生産された場所から各国の免税店まで運ぶためのコストがかかっています。 つまり、その国で生産された商品は、ほかの国の免税店よりも安く買えることになります。やはり、フランスやイタリアのブランドもののバッグなら、ヨーロッパで買ったほうが安くなるわけです。
秋葉原などを歩いていると、「DYTY FREE」「免税商店」などと書かれた店で、外国人観光客が買い物をしている姿をよく見かけます。こうした市中にある免税店は、じつは空港の免税店より安いことが多いことを覚えておきましょう。 空港にある免税店ではシンガポールが一番安いといわれていますが、なにしろ空港のテナント料というのは、かなり高額です。 通常、売り上げの十数パーセントを施設会社に支払う必要があるため、市中の免税店のほうが価格を安くできることが多いのです。 海外旅行では、1日ショッピングの日をつくって、思い切り楽しむのも手かもしれません。 |
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