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■中古マンションは、「買う時期」で損得が分かれる「35歳で家を買ったとして、30年ローンを組むと完済するのは65歳! でもすぐに決められるものでもないし・・・」 普通の人にとって、マイホーム購入は一生に一度あるかないかくらいの大きな買い物。おいそれと決断することはできません。 では、どんな物件を選ぶのが賢い買い方なのでしょうか。 近頃は庭つきの一戸建てにこだわる人が減ってきて、マンションを購入する人が増えているようです。 しかし、マンションを買うにしても、新築を買うか、中古を買うかは悩ましいところです。新築のよさは語るまでもありませんが、中古なら新築と同じ予算でも、より交通の便がいい場所を選べます。
この中古マンションには、じつは「買いどき」があります。 築年数が「3の倍数+1年」、つまり築4年、7年、10年・・・の物件が狙い目なのです。 マイホームを所有したら固定資産税を支払わなければなりません。この固定資産税は役人が鑑定した額に応じて税額が決まるのですが、その評価替えが行われるのが、3年ごとなのです。 まず、新築の際に評価された金額で、1〜3年目の固定資産税の額が決まります。そして、3年経過した時点で改めて評価をやり直し、その結果に応じて4〜6年目の税額が決まるわけです。つまり、1〜3年目、4〜6年目、7〜9年目、10 〜12年目・・・の固定資産税は同額なのです。 建物は築年が長くなるほど、価値が下がっていきます。それにもかかわらず、評価替えは3年に一度しか行われません。ですから、税金が安くなった最初の年に購入して、1年でも長く固定資産税を安く払えばいいのです。 翌年から安くなるのであれば、購入を待ってみるのも手かもしれません。 ただし、待っている間にほかの人に買われてしまったら元も子もありません。気に入った中古物件があったときは、即断即決することも必要です。 |
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