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■一攫千金を狙うなら、こんなやり方もコツコツお金を貯めているし、地道な節約生活を実行している。少しずつお金が貯まっていくのが実感できて、楽しくなってきたところだ。ですが、もう少し大幅に貯金を増やすことはできないでしょうか? そんな思いを抱いている人、また、思い切って大きく儲けたいと思っている人には、ハイリスク・ハイリターンな投資の方法を紹介しましょう。
まずは、何を参考に投資すればいいのかを説明しましょう。 投資をする際に目安となるのが格付け会社の評価です。 格付け会社は貸す相手のリスクの度合いを「AAA」などの記号で評価していますが、AAAが最上位で投資する際のリスクが低く、BBより低いものは、「こんなところには投資しないほうがいいですよ」といっているような相手になります。
だからといって、BBより評価が低い会社の全部が、全部リスクが高いとも限りません。そこで、投資不適格の債券ばかりをセットにした「ハイ・イールド債」という新たな投資商品が作られています。たとえどこかが破綻しても、全体でリターンを確保しようという考え方です。 また、経済成長が著しい新興国の企業に貸し出す場合も、高いリターンが期待できます。成長率が高いと景気がよくなり、インフレが起きます。すると、インフレを抑制するために金利も高くなりやすいからです。
「エマージョン債」と呼ばれる新興国の債券に投資するファンドも、それなりにリスクはありますが、人気は高いです。将来現地の通貨が高くなった場合、為替差益(かわせさえき)も期待できます。 「大きく儲けたいけど、できることならリスクは低いほうがいい」という人は、金利の高い先進国の債券に投資する手法があります。高金利の先進国といえば、資源国として名高いオーストラリアやニュージーランドが有名です。 国債の格付けはAAAとなっています。利回りも日本とは比べものにならず、日本の投資家の人気は根強いです。ただし、円高になってしまうと為替差損をこうむってしまうので注意が必要です。 |
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