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■立ち食いそば屋の儲けはツユにある価格は一杯200円〜300円。安くて早い、ファストフードの元祖、「立ち食いそば」はいつの時代もサラリーマンに大人気です。駅のホームに漂ってくるダシの匂いをかいただけで、ついついそばが食べたくなる人も多いでしょう。 しかし、一杯売っても儲けはせいぜい数十円しか出ないはずなのに、なぜか立ち食いそば屋はつぶれにくいです。その理由はどこにあるのでしょうか。
理由に挙げられるのが、どんぶりの形。立ち食いそばのどんぶりは、一般的などんぶりに比べて、底に行くほど引き締まった形をしています。このため、普通のどんぶりより一杯に使うツユの量を減らせるのです。 一般的なそば屋では、一だいたい350〜400mlのツユが必要ですが、立ち食いそば屋のどんぶりでは270mlです。 ツユが少なくてすむ分、一杯あたりの原材料のコストが下がるだけでなく、普通のそば屋よりも光熱費をおさえられたり、仕込み時間を短縮できます。 見た目にはツユの少なさはわからないので、お客さんの満足度を損ないこともないというわけです。 また、最近では、安い、早いだけでなく味にこだわる店も増えました。 店内で天ぷらを揚げるのはもはや当たり前になり、そばもゆで立てを味わえます。コストは多少かかっても、客の心をつかんでリピーターになってもらえれば、一定の収益を上げつづけることができます。 さらに、立ち食いとはいいながら、イスやテーブルが用意されていたり、ビールが置いてある店もあります。 これまでは男性客が多かった立ち食いそば屋ですが、女性客やカップルの置きゃも視野に入れているようです。 立ち食いそば屋に行ったことがない女性も、一度挑戦してみてはいかがでしょう。 |
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