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■ガス代を安くおさえる節約のワザお茶やコーヒーを淹れるとき、どうやってお湯を沸かしているのでしょうか。ヤカンにそのまま水道水を入れて、コンロにかけていないでしょうか。 こんな何気ない行動ひとつとってみても、かかるガス代は違ってきます。
お湯を沸かすときは、給湯器で沸かしたお湯を入れてコンロにかけたほうが、うんと節約になります。給湯器のほうが効率よくお湯を沸かせるため、結果的にお得なのです。 さらに、料理などでコンロの火加減にも気をつけたいところです。強火のほうが調理時間を短縮できてガス代も節約できると思いがちですが、鍋底からはみ出た火力は完全にムダです。鍋からははみ出ない範囲に火力を調節するのがポイントです。 火にかける際は、鍋底の水滴を拭いてからにすることです。これだけで2%もガスを節約できます。鍋はそこの面積が広いものを使うと、熱伝導がよくなり、さらに節約できます。
給湯器の温度設定も、こまめに変更するとガス代がずいぶん変わってきます。38℃と40℃、たったの2℃の違いでさえ、10分間で1.7円も変わるのです。 ガス代の節約のもうひとつのポイントはお風呂。夏場は朝のうちに湯船に水を張っておくと、日中に水の温度が上がるため沸かす時間が短縮でき、その分が節約になります。 また、追い炊きや保温機能は便利で快適ですが、それによってムダなガス代がかかることになります。なるべくそれらは使わない工夫をしたいところです。 たとえば、保温シートで湯船のお湯一面を覆っておけば、熱の拡散を防げるので湯温が下がりにくくなります。家族で住んでいるなら、なるべく時間をあけずに入る工夫も必要です。
ところで、あなたの自宅は都市ガスとプロパンガスのどちらでしょうか。 住んでいる地域にもよりますが、じつはプロパンガスのほうが割高です。ですから、都市ガスに変えたほうがお得ということになりますが、簡単にはいかない場合もあるでしょう。その場合には、値段を交渉してみましょう。プロパンガスは業者が値段を設定できるので、交渉に応じてくれることがあります。 個別に見ていくと効果は小さいかもしれませんが、「チリも積もれば山となる」のです。 |
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