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■最初に入るなら、医療保険、それとも生命保険?★ 生命保険は家族のため、医療保険は自分のために入る 医療保険と生命保険(死亡保険)を比較した場合、どちらを優先して加入したほうがいいのでしょうか。まず、両者の違いを認識しておきましょう。 医療保険は病院や手術、入院といった事態に備える、自分自身のための保険です。 対して生命保険は、自分が万が一死亡した場合に備える、家族(遺族)のための保険です。 医療保険は、入院1日当たり何千円とか、通院1日当たり何千円、手術1回につき何万円といった形で保障が受けられるものが一般的です。 生命保険は、加入者が死亡した場合に、何百万円とか何千万円といった単位の保険金が遺族に支払われるケースが多いでしょう。 多くの人は、自分自身のための保険である医療保険よりも、家族のために入る生命保険を優先すべきと思うかもしれません。しかし、これは実は逆で「医療保険こそ、生命保険より優先すべき」だといえるのです。 医療保険は、原則として「すべての人がいずれ必要になる」保険だと思うべきです。 ★ 必要になってから医療保険に入るのでは遅すぎる 健康そのものだった人でも、60歳を過ぎれば大半の人が病気になり、入院する人の割合が激増します。 しかし、体調を崩してから医療保険に入るのでは遅すぎます。高齢者が医療保険に加入しようと思うと、保険料はどうしても高額な設定になってしまいます。 安く見積もっても、毎月5000円以上の負担を覚悟することになるでしょう。高齢になっていれば、通常は収入も多くは期待できないはずです。 ★ 医療保険を優先し、後から生命保険に入ってもいい しかし、早期から医療保険に加入していれば、毎月の保険料は低額ですみます。生涯保険料の支払いが続く終身払いよりはやや割高になりますが、60歳や65歳までに支払を完了し、医療保険だけを生涯持ち続けるプランも選択できます。 まずは優先して医療保険に入っておくことをオススメします。その場合、医療保険の特約を付けた生命保険に入るか、生命保険とは別に医療保険に入るべきかという選択になれますが、原則としては先に医療保険に入った上で、生命保険への加入を検討したほうがいいでしょう。 ネット保険を上手に活用すれば、医療特約を付けた大手の生命保険より保険料を抑えることができます。ただ、個別のケースで変わってくることもあるので、ファイナンシャルプラランナーなどの専門家に相談するのがベストです。 【お金が貯まるアドバイス】 ★ まずは医療保険を優先して加入するのが原則である。 ★ 生保とのバランスについては専門家に相談するのがベスト。
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