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■自己破産しやすいのは、3千万円の住宅ローン、それとも3百万円のカードローン?★ 1本の住宅ローンであれば、無理なく返済できるはず 借金の金額が大きければ、破綻のリスクも高くなるというわけではありません。3000万円の借金であっても、それが住宅ローンであれば金利も低めだし、期間も35年ローンのような長期で返済する計画のはずです。これならば、地道にコツコツと返していけば、破綻するケースは少ないといえるでしょう。 しかし、300万円の借金でも、複数のカードローンを利用していて、その総額が300万円であった場合は、実は危険なのです。 50万円、70万円、80万円、100万円、300万円といった具合に、何ヶ所からも同時に借りていると月々の返済は総額20万円を超えるかも知れません。金利が高い上に、カードローンは短期で返済するために毎月の支払額が高めに設定されているからです。 全体の借金が300万円でも、借り入れの本数が多ければ、毎月の返済額はかなり大きくなり、負担に耐えられずに結局は自己破産してしまうというケースが非常に多いのです。 ★ 返済が苦しくなって、借金を重ねるともう抜け出せない そもそも、このようなカードローンを借り入れる動機のほとんどの多くは、生活資金の補填であることが大半です。 家賃や住宅ローンの返済で苦しい上に、公共料金やクレジットカードの支払、保険料の支払、車の維持費、教育費などが重なっていくと、つい苦しくなってカードローンに手を出してしまうのです。こうなると、給料が入ってもあっという間にローンの支払でなくなってしまい、生活費の穴埋めのために、また借金をするハメになります。 ★ カードローンに手を出す前にやれることを検討しよう 「借金があるのだから、食費などを切り詰めればいいのに」と他人は考えますが、いざ当事者になってしまうと、生活水準を下げることの難しさを痛感するものです。 どんなに家計が苦しくても、カードローンに手を出す前に、やれることがあるはずです。 たとえば、電気料金や携帯料金などの固定費をカットするのも手です。電力会社でも時間帯割引や土日割引などの割引プランを用意しているので、現状より安くできるプランを再検討してみましょう。 使っていないブランド品やアクセサリーなどを処分する、あるいは車を処分して必要なときはレンタカーを使うとか、短期バイトや週末バイトなどで収入を確保するなど、あらゆる方法を模索してみてください。 【お金が貯まるアドバイス】 ★家計が苦しくても、カードローンにはうかつに手を出さない。 ★固定費の節約や収入の確保など、対応策を模索しよう。
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