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■あなたが目指すのは、専門分野、それとも複数分野?★ 器用貧乏な「マルチタイプ」はすぐに仕事を奪われる 特定の分野には専門外のことはまったくダメという「職人タイプ」に対して、幅広い分野に精通してなんでもこなせる「マルチタイプ」があります。さて、どちらを目指したほうが社会でより活躍できるのでしょうか。 あなたが上司の立場であれば、部下に「マルチタイプ」がひとりいれば、困ったときには便利に仕えるかもしれません。ただ、「マルチタイプ」はなんでもこなせるということで、どうしても「器用貧乏」になってしまい、高い評価を受けることはできないのです。 その会社やチームにある分野の専門家がいないときこそ、「マルチタイプ」がその穴埋めをすることができます。しかし、後からその分野手の「職人タイプ」が出現すれば、たちまち仕事を奪われてしまうことでしょう。 たとえば、フリーランスで活躍するライターたちはそれぞれの専門分野を持っており、「美容専門」「芸能専門」「実用記事専門」といった具合にピンポイントで仕事を得ているケースが大半です。さらに、「韓流ドラマなら任せて」とか「節約記事にはめっぽう強い」という具合に、より細かい分野で専門知識が問われています。 それぞれの専門分野に精通していないと務まらず、中途半端では生き残れません。これはライターの世界にかぎったことではないでしょう。どんなビジネスでも、「なんでも屋」より「専門家」のほうが継続的に活躍できるはずです。 ★ 得意分野を究めれば、よりチャンスが広がっていく ビジネスの社会で確実にチャンスをつかむためには、まずひとつの専門分野をしっかり究めることが近道です。 得意分野を持っていれば、それを武器にチャンスを広げることができます。上司や職場に不満が生じたとしても、しっかり武器を持っていれば、転職のチャンスも大いにあるでしょう。 ★ 自分が好きなこと、得意なことから究めていこう ある分野を究めて得意技を持つには、まず自分がそれを「好きである」ことが絶対条件です。たとえば「英語ができたほうが有利」だからと、語学が好きではなく、得意でもない人が学ぼうとしてもなかなか続きません。 不得意分野を克服したいという意欲はいいのですが、まずは自分の得意な分野をしっかり伸ばし、実力をアピールすることが、仕事での活躍につながり、結果的にお金を貯めることにもつながるでしょう。 【お金が貯まるアドバイス】 ★自分の得意な分野のスペシャリストになろう。 ★「これなら誰にも負けない」と胸を張れるように。
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