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■医療費控除の対象は意外に多い医療費控除の対象となる費用は、いろいろあります。 病院などでの診療代のほか、医薬品の購入についても対象となります。 また、医薬品については処方されたものはもちろん、市販の風邪薬なども含まれます。 ただし、サプリメントなど直接医療と関係ないものについては除かれます。 しかし、直接医療と関係ないものでも、医療を受けるための交通費などは医療費控除の対象となります。 公共の交通手段だとその料金の領収書を受け取ることができませんが、その場合は行った日と目的地に着くまでのルート・金額などをメモして残しておくことで医療費控除の対象となります。 また、タクシーで行った際の費用は基本的に対象とすることはできません。ただし、どうしてもタクシーでなければ病院までの移動ができない等の特別な事情があれば、対象とすることは可能です。 医療費控除の中で少し変わったところでは、歯の矯正、近眼など視力回復のれーシック施術の費用などがあります。 また、分娩費用についても医療費の対象となります。 これには、妊娠と診断されてからの定期検診や検査などの費用も含めることができます。 出産のためタクシーで病院に行くことがありますが、これも緊急を要するということで控除対象として認められています。 ただし、分娩費用に関しては、健康保険組合などから出産一時金をもらうので、その金額については医療費から差し引かなければなりません。 歯の矯正に関しては、それが医療上必要なものであれば、医療費の対象となりますが、いわゆる審美のためのものは対象外となります。ただおもしろいことに、子どもの歯の矯正費用については対象となります。 同様に整形施術など、医療上必要のないものは対象外です。 また、インフルエンザの予防接種など予防のための費用、健康診断など費用については、病気にかかり、それを治療するための費用ではないので、医療費控除の対象からは外されます。 |
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