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■生命保険料は最大12万円の控除が受けられるサラリーマンの年末調整でもおなじみの「生命保険料控除」です。 もちろん確定申告をしても控除の金額はいっしょです。 年末調整で計算してもらう場合は、「給与所得者の保険料控除申告書」に記入して、控除を受けることになります。 生命保険料控除は、その保険の種類や加入した年によって若干取り扱いが異なるので注意が必要です。 2011年までは「一般の生命保険」「個人年金保険」の2種類で、それぞれ控除限度額が年間10万円以上負担していたら各5万円の控除、合計10万円の控除が受けられます。 これが2012年分から、従来の2つに加え「介護医療保険」が加わり、それぞれ控除限度額は8万円以上の負担で各4万円まで、三つともに限度額まで控除すると最大12万円の生命保険料控除が受けられることになっています。 節税を考えると、生命保険の種類と掛け金の見直しが必要になります。 一般の生命保険は、死亡保険金の金額を現在の生活状況から考えて設定しますが、必要以上に大きくかけている人も多いです。 保障額だけ大きく保険金も必要以上のものに加入していても、節税の効果はあまりないでしょう。 それと個人年金契約ですが、控除対象となるのは、保険料の支払いが10年以上であること、受取開始の年齢が60歳以上でその後10年以上支給が受けられることなど、その要件が決まっています。 この要件に当てはまるかどうか確認してから契約することも大切です。 さらに、新たに加わった介護医療保険についても契約期間が5年以上でなければならないなど、対象となる要件がありますので、加入に際しては必ずこれらを確認してから行うようにしましょう。 2012年1月1日以後に締結した生命保険控除額
2011年12月31日以前に締結した生命保険控除額
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