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■投資に挑戦する前にリスクも知っておこうある程度貯金ができれば、余裕資金の運用ということで、投資ですね。 「預金」と「投資」の違いは何かといえば、元本が保証されているかどうかです。もちろん、預金は預けた元本が保証されますが、投資は元本が保証されておらず、常にリスクが伴っています。 ただ、預金も銀行が倒産でもすれば、全額保証されないこともあります。ペイオフといって、金融機関が破綻した場合に、あなたの預金口座は、ある一定の金額までしか払い戻しを保証されない制度です。 基本的には、元本は1000万円までは保証されます。 「投資」には、リスクがつきもので、いくら大損しても保障されることはありません。 株式相場を例に取れば、ある銘柄を1000円で1000株買えば、100万円の資金がいりますが、この銘柄が1ヶ月もしない間に、決算をごまかして多めに利益を出していたというようなことが新聞にでもスッパ抜かれたら、たちまちのうちに株価が半値の500円に値下がりすることもよくあるケースです。 そうなった時点で、驚いて売るようなことをしますと、500円×1000株で50万円にしかなりません。結局50万円の損失ですね。 それと、もうひとつ株式相場で難しいのは、自分自身に潜んでいる金銭欲に負けて、損をする人がほとんどの人です。 どういうことかといえば、株式相場は、早く言えば、上がるか、下がるかの二通りしかない単純なマネーゲームでありますので、いつ何時買っても、儲ける確率は50パーセントもあるわけです。ですから、買ったその日からずっと下がり続けるなどということは滅多にあるものではなく、大概は買ったときの株価よりも上がったときは必ずあるものです。 それなのに、負ける人が多いのは、少し上がったときに売ればよいのに、人間には欲がありますので、もうしばらく辛抱していたら、まだまだ上がるのではないかと自分勝手に思ってしまい、そうこうしている間に株価が下落し、最後は我慢しきれなくなって売って損をするというものです。 また、なかには倒産するケースもあり、こうなりますと、最悪の場合、元本がゼロになってしまうリスクもあります。 ただ、損をする話だけになりましたが、その反面、ハイリスク、ハイリターンで、買ったときの株価が倍になったりすることもあり、一攫千金を狙えるのも事実です。
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