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■投資は常に最悪のパターンを想定せよ投資で損が出ると、仕事も手につかなくなり、ガックリ肩を落としてしまう人もいますが、投資にリスクはつきもので、そんなことで一喜一憂していたら、身が持ちませんよ。 ただリスクはついて回りますので、リスクがあるたびにうろたえて、すぐに処分するのは考えものです。リスクを抱えながらもリスクを分散して、リスクをコントロールすることも必要です。 投資で成功する人は、その商品にどれぐらいのリターンがあるか、リスクはどの程度かということをあらかじめ計算しています。 この場合、重要になってくるのが、最悪のパターンをいつも想定しておくことです。 このパターンを頭に入れておけば、多少の損失があっても、初めに想定した損失の許容範囲がどうかを、冷静に分析ができ心にも余裕が生まれます。 また、「これは危ないなあ」と思えば、早めに切り上げて、損失の拡大を防ぐことができます。 一番ダメなのは、損をしたくないため、いつまでもその商品や銘柄を握りしめて後生大事に持っていることです。ますます傷を広げます。 このことを株式用語で、塩漬けにすると言います。 また、分散もリスク軽減のひとつで、たとえば株式投資をする場合には、同じ業種の銘柄ばかり買わず、いろいろな業種の銘柄を幅広く買っておくべきです。 購入の対象をいくつかに分散しておけば、そのうちのひとつが低調になったときでも、ほかのもので損失がカバーできます。 両者のプラスマイナスがゼロだったとしても、、大きく損をしてしまうよりはましでしょう。 ローリスクでハイリターンな商品はありません。 ハイリターンの商品で一攫千金を狙うより、リスク計算をした投資のほうが、結局は安定した儲けにつながるといえるでしょう。
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