|
■子どもの通信費は子どもに負担させる「通信費」が家計に占める割合は、携帯電話やスマホの普及とともに急激に伸びていますが、その主な原因をさぐると、子どもの携帯電話の使用料が大きくなっており、それを親が負担しているのが大きな原因のようです。 通信教育などを手がけるベネッセの最近の調査によると、小学生の3割、中学生の5割、高校生の実に9割が携帯を所有しており、今後とも割合は増えていくでしょう。 友だち同士で長電話をしたり、頻繁にメールのやりとりをしているのでしょうが、それだけではなく、「ゲームをする」とか「音楽のダウンロードをする」など、通話料だけでなく、バケットの通信料金も大きくなっているのです。 子どもは親のふところを心配して遠慮するようなことはなく、ゲームにでも夢中になれば、はまってしまうのです。 この調査では携帯電話代を誰が負担したかはわかりませんが、「バケット上限を決めているので大丈夫」という問題ではありません。 お金の大切さは、小さいときから教育しておくのが親の役目であるので、将来の金銭感覚を身につけさせるためにも、自分の使った通話料などは、子どもに支払わせるようにすることが大事です。 大人になって、お金の使い方がわからず簡単に借金を繰り返したり、多重債務でクビが回らなくなってからでは遅いのです。携帯電話は、金銭教育に用いるには、素晴らしいツールだと思います。 一番よいのは、子どもには毎月の定額のお小遣いを与えるようにして、そこから、子どもの使った通信費を差し引くようにするのです。 そうすれば、子どもだってむやみやたらにゲームをしたり音楽をダウンロードすることも少なくなるでしょう。 また、毎月の明細書を一緒に確認し、どう使ったのか、何にいくらかかっているのかいっしょに話し合う時間を設ければ、親子の会話が増え、子どもの行動もわかるので、親として安心できるものです。 また、最近は、時と場所を選ばずに、好き勝手に携帯を使っている人を見かけますが、子どもには、利用方法やメールのマナーなどをしっかり教えておきましょう。
|
|
|||||||||
Copyright(c)2014 お金の貯め方・使い方・増やし方と税金対策 all rights reserved. |