|
■家族の携帯電話のキャリアはみな同じにする
携帯電話の料金を下げる手っ取り早い方法は、家族がみな同じ携帯電話のキャリアにして「家族割」を利用することです。
ドコモ、au、ソフトバンクの3社は、名称こそ違いますが、いずれも家族間の通話やメールを無料にするプランを用意しています。
ドコモの場合、「家族」の定義を「三親等」以内と定めているようですが、いわゆる法的な三親等の定義とはまったく異なり、その範囲はかなり広くなっているようですので、注意してください。
たとえば、メインの契約者から見て配偶者の兄弟は血のつながりもなく、法的な三親等にも入りませんが、ドコモでは「家族」として登録可能なようです。詳細については、ドコモのホームページなどを参考にしてみてください。
auやソフトバンクでは、「家族」について特に定義を設けていませんが、戸籍などから身内と証明できれば「家族」として登録ができるようです。
いずれにしても、「家族割」を適用できる家族であれば、それぞれ使う携帯キャリアを同じにすることが、節約する第一歩です。
家族分の携帯電話代をまとめて払う人が契約者となり、他の人は契約者の家族として登録します。家族として登録すれば、その家族間の通話は24時間いつでも無料、メールの送受信も無料になります。ただしauでは、無料になるメールは携帯電話番号同士でやりとりするCメールになります。
ただ、これをしようと思えば、家族の団結が何よりも必要ですが、若い息子さんや娘さんがいるとなかなか都合よくはいかないことも多いようです。
なぜなら、恋人が家族と違うキャリアを使っているような場合には、どうしても恋人と同じキャリアにして通話料やメール料を節約しようとするからです。
もし、お金を節約しようと思うのなら、ここは家族一致団結して携帯キャリアを揃え、今後は1円たりとも家族間の通話やメールに大切なお金を支払わないようにすることです。
住宅ローンや保険は必要なくなることがありますが、携帯だけは将来不要になることは考えられず、生涯付き合っていかざるを得ない必須アイテムですので、月額3千円でも節約できれば、10年もすれば、36万円も節約できることになるのです。
早速、家族会議を開いてキャリアの統一化に向けて話し合ってみましょう。
|
|