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■不動産投資(証券化商品への投資)のメリット・デメリット不動産投資(証券化商品への投資)のメリット @ 少額から投資できる J−REITは取引所に上場されていて証券会社軽油で買えます。価格は高い物で100万円台から、安い物で20万円台からあります。株と同じように、一般に信用力の高いREITほど価格が高い傾向があります。 A 流動性がある 取引所に上場されているので、値段さえ折り合えばいつでも買えて、いつでも売ることができます。REITの値段の安い時に買って高い時に売ればキャピタルゲインを得ることもできます。同時に保有期間が長ければ長いほど、インカムゲインを得るチャンスが増えます。 B 分散投資ができてリスクを低減できる REITに組み込まれている不動産は10〜20物件というように複数の物件です。そのためひとつの物件から上がる利益が思わしくなくても、ほかの物件の収益でカバーできる可能性があります。つまりREITを買うことで少ない資金で、単一の不動産投資では得られない分散投資効果が期待できます。 不動産投資(証券化商品への投資)のデメリット @ 銘柄の価格変動リスク 株と同様にREITの値段も変動します。組み入れ物件に魅力がなかったり、空室率が上昇したり、分配金が少なかったりすると値段が下がることもあります。 A 分配金の変動リスク REITの主な収入源はテナントが支払う家賃なので、組み込まれている物件の家賃が下がれば分配金も下がります。ただ家賃は頻繁に改定されるものではないので、ある程度の低下は事前に予想できます。 C 比較的安定したミドルリスク・ミドルリターンを狙える REITに組み込まれるような都心のオフィスビルの家賃は比較的安定しています。またテナントが退去する場合も、契約書で定めた半年なりの予告後になります。そのため家賃収入が読みやすく、ミドルリスク・ミドルリターンの投資対象です。 D インフレに強い 資産インフレが起こると土地は上昇します。それにつれて家賃も上がるので、REITはインフレに強い商品と言えます。 B 運営会社の信用リスク REITは不動産を取得・運営することを目的として作られた投資法人という形態をとっています。投資法人には、役員はいますが従業員はいません。そのため運営を外部に委託します。投資法人と運営会社とは別の存在ですが、実際には運営会社の信用力がREITの価格に大きく影響します。運営会社の信用が低下すれば、REITの価格も下がってしまいます。 C 投資物件のリスク 家賃が相場より高かったり、ほかに競争力のある物件ができると、テナントは退去してしまいます。次のテナントが入らなければ収益が入らないし、家賃を値下げすれば収益が低下します。また物件が老朽化してくると維持費が収益を圧迫します。また物件を売却する場合、大きな売却損が発生することも考えられます。
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