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■不動産投資(証券化商品への投資)も「REIT」なら数十万円から実物の不動産投資にリスクを感じる人には、不動産投資信託(REIT)という投資法もあります。 REITを活用すれば数十万円の資金で不動産投資をスタートさせることができます。ひとことで言えば、対象となる資産を不動産で運用する投資信託というイメージです。 REITは、投資家から集めた資金でマンションやオフィスビルなどを購入し、その賃料を配当金として投資家に分配します。賃料収入から管理費などのコストを引き、残った収益のほとんどを配当に回すため、「手間いらずで大家さん感覚が味わえる」商品として人気を集めています。 REITは、東京証券取引所や大阪証券取引所に上場されています。 購入、売却の方法は株と同じです。地価や不動産価格が上昇すると考える人が増えれば、REITの価格も上昇していきます。 08年からの価格の大幅下落によって、利回りが上昇しています。不動産価格自体が下落していることを考えると、仕方がないのかもしれません。日本のREITはジャパンの「J」を頭につけてJ−REITと呼ばれています。 実物の不動産に投資するときには、頭金や手数料、税金などを含めた諸費用で物件価格の10〜40パーセントの現金を用意する必要があるため、通常は数百万円の現金が必要になります。 一方、J−REITであれば、数十万円〜投資できるのもあります。 住居系、オフィス系、商業ビル系などの種類があり、それぞれに利回りも違います。 一度インターネットで利回りをチェックしてみるのもいいでしょう。 現在、上場しているREITは08年7月現在で41種類ありますが、設定時期も保有している不動産も千差万別です。オフィスビルだけで運用しているREITもあれば、ショッピングモールで運用しているREITもあります。 どんな物件を保有しているかは、すべて公開されているので、購入前にはそれぞれの不動産の収益性やREITの時価総額などをじっくりチェックしてください。
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