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■タンス預金は、ゼロと同じ★お金で苦労しないためには、タンス預金をするぐらいなら、使い方を考えよう 景気が悪くなって、倒産する銀行が出て以来、やけに売れ行きが伸びている業者があります。 金庫屋さんです。 タンス預金が増えている証拠です。 大阪の人は、お役所を認めていないのと同じように、そもそも銀行に期待したり、信頼したりしていません。 関西人はほとんど、自分の家でタンス預金をしています。 たしかに金利が低くなると、ただ銀行に預けているだけでは、その利子で食べていくことはできません。 食べていくどころか、0.0何%の利子をもらったところで、銀行で1回振込みをすれば、その手数料のほうが高いぐらいです。 そこでみんな、銀行に預けずに、どうすればお金を増やせるかと考えます。 答えは簡単です。 お金は、まず使えばいいのです。 タンス預金のお金は、死んでいます。 お金が一番生き生きするのは、使った瞬間です。 使ってはじめて意味があるのです。 景気が悪くなればなるほど、お金を使わないとダメです。 景気がいい時代は金利も高いので、みんな銀行預金をするのですが、契機が悪くなると、みんなとたんにタンス預金をして、使わなくなります。 これではいけません。 お金の価値は、所有することにあるのではなく、利用することにあるのです。 おいしいものを食べて、「ああ、おいしかった。値打ちがあった」と感じる。 いい服を買って「これは30年着られる。いい買い物をした。やはり着心地が違う。鏡を見て気分がいい」と感じる。 そこではじめて、そのお金を持っている意味があったと言えるのです。 お金を畳の下に敷いて寝ても、寝心地は変わりません。 そのお金で買った布団に寝て、はじめてお金を持っていて良かったなと思うのです。 銀行の預金高が増えていくことだけで、満足してしまう人がいます。 これは、お金の最も間違った使い方です。 お金は、どんどん使わないとダメです。 阪神大震災の時、タンス預金が大打撃を受けました。 お札が燃えたり、埋まったりしました。 目に見えない被害額は甚大です。 「それなら使っておけばよかった」と、誰もが思ったはずです。 お金は、死んでから使うことはできません。 生きているうちに使わないとダメなのです。 |
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