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■倒産するのは借金ではなく、夫婦仲が悪くなった時
★お金で苦労しないためには、苦しい時ほど夫婦仲をよくすること
夫婦で事業をしていて、借金ができて倒産する人は、必ずその時に夫婦仲が悪くなっています。
景気がいい時は、どこの夫婦でも仲はいいものです。
ところが、景気が悪くなってくると、夫婦仲はどんどん険悪になってきます。
「あの時、こうしておけばよかったのに」という不平不満が募り、夫婦ゲンカが絶えなくなります。
夫が借金を抱えて辛くなり、それを奥さんに相談した時に、奥さんが、「辛い時もあるわよ。一緒にがんばりましょうよ」と言ってくれれば、その会社は、借金があっても倒産しないでしょう。
ところが奥さんが、「あんたが甲斐性なしだからよ。ヘマばかりして」と責めると夫はたまりません。
自分がほっとできる場所を確保するために、外に愛人を持つようになります。
男は、決して景気がいい時にだけ愛人を作るわけではありません。
不景気で会社が左前になると、自営業の社長は愛人を抱いてほっとしようとします。
景気が悪いうえに、さらにまたムダな出費がかさむことになるのです。
夫が愛人を持つことで、ますます夫婦仲は悪くなっていきます。
奥さんは、夫が自分をほったらかしにするというストレスから買い物に走り、ここでもムダ使いが発生します。
結局、夫も使うし、奥さんも使うということになります。
仕事に対する意欲も低下して、最終的には破産につながります。
これが典型的な破産のパターンでしょう。
夫婦仲がいいうちは、破産は起こらないのです。
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