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■在庫を持つぐらいなら、タダで配るほうがまし
★お金で苦労しないためには、どんなに売れても、在庫を持たないこと
せっかく始めた事業を倒産させないためには、在庫を持たないことです。
在庫ほど、赤字を作るものはありません。
在庫商品は、売り上げはゼロなのに、原価はかかっているのです。
そのうえ、保管のための場所代もかかります。
在庫はいっさい持たないのが賢明です。
どんなに商品が売れても、追加で作らないことです。
そうしないと、在庫が発生します。
追加生産した段階で、在庫が発生するのです。
商売人の家が一番貧乏に見えるのは、在庫のダンボールがある時です。
売れ残っていることがはっきり目に見えるわけですから、これはつらい。
気持ちが滅入ってきます。
欲を出して「もっとたくさん品物があれば、もっと利益が上がるのにな」とつい考えてしまい、追加生産すると、こうなるのです。
売り切れた段階で終わればいいのです。
100個限定、1000個限定などと決め手、売り切ったところでおしまいにすることです。
ヒット商品を出した会社は、倒産する可能性が高いです。
売れなくなっても、まだ作り続けてしまうからです。
売り切れた時に、「もっと作っておけばよかったな」と思うぐらいでいいのです。
それが商売の正しいやり方です。
売り切れたら、また次のものを作って売っていけばいいのです。
固定費を上げないことと、在庫を持たないこと。
これが商売の秘訣です。
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