■最初らギャンブルで勝った人は、破産する

★お金で苦労しないためには、ビギナーズラックだということを忘れないこと

ギャンブルで破産する人は、ビギナーズラック(素人の幸運)で、最初に勝ってしまった人です。
これは一番危険です。

ギャンブルを初めてしたビギナーが、すべて勝つとは限りません。
一番最初に負けた人は、その後、ギャンブルには絶対にはまりません。
一番最初においしい思いをした人が、その味が忘れられなくて、破産にまで追い込まれるのです。

これは、パチンコやゲームのように相手が機械でも、丁半ばくちのように相手が人間でも、同じことです。
「こいつをはめてやる」と狙いをつけられたビギナーは、最初はどんどん勝たせてもらいます。
もっといける、もっといけると思っているうちに、気づくとはまっているのです。

これは決して、相手の策略ではめられているのではありません。
自分の欲ではまっていくのです。
商売をする時も同じです。
景気がいい時に独立した人の商売は、成功しません。
追い風の時に始めると、最初から調子がいいのです。
そのため、安易に設備投資をしたり、人を増やしたりしてしまいがちです。

不景気の時に独立した人は、向かい風ですから、何をやってもうまくいきません。
でもそれによって、最悪の状況を考える頭の使い方と、金銭感覚の両方が磨かれていきます。
船出は、できるだけ荒天で、波の高い日のほうがいいのです。

お金で苦労する人かどうかの見極め方
	お金の増える人・減る人は人生観の違いがある
★ 1ヶ月で20万円で暮らせない人は、20万円を扱えない人 ★バイキング料理を食べに行くと、その人の金銭感覚がわかる ★借りる時は「神様」とあがめられ、返済を迫ると「悪魔」とののしられる ★儲けすぎると、どこかに落とし穴がある ★人がお金を貸すのは返済能力ではなく、取立て能力があるからだ ★景気がいい時に、会社はつぶれる ★在庫を持つぐらいなら、タダで配るほうがまし ★倒産するのは借金ではなく、夫婦仲が悪くなった時 ★おいしい話をされたら、なぜ、その人がやらないのかを考える ★中流の小金持ちが、一番欲深い ★最初らギャンブルで勝った人は、破産する ★モノの値段には勉強代・演出料・満足料・授業料が入っている