|
■1回は貸してくれても、2回目は貸してくれない
★お金で苦労しないためには、同じ人間から2回借りない
お金を借りに行く時、以前に一度貸してくれた人は、また貸してくれるだろうと思いがちです。
ですが、そうではありません。
1回は誰でも貸してくれるのです。
ところが、2回目は貸してくれません。
3回目に電話をかけると、もう電話にも出てくれなくなります。
その時、「お金を貸してください」と言う側の人間は、貸してくれなくなった相手のことを「あいつは急に冷たくなった」と思います。
前に1回貸してもらった恩を、すっかり忘れてしまうわけです。
これがお金の怖いところです。
お金を貸してあげることで、友だちでいられなくなるのです。
期待通りの金額を貸さないと、「あいつは冷たいヤツだ」と相手にうらまれてしまうのです。
ここで友情に亀裂が入ります。
お金をあげるのなら、かまいません。
あげたということで、割り切れます。
相手はもらったことを忘れるし、自分もあげたことを忘れてしまいます。
あげたお金は返ってきませんが、友だち関係は続いていくのです。
ところが、お金を貸しているうちは、その友だちとの関係は一生回復できないでしょう。
|
|